旅行といえば「ご当地グルメ」も魅力の一つ。せっかくだからその土地、その地域でしか食べられないものを食べてみたい!そんなわけで今日は番外編として中々行く機会が少ないであろう佐渡のご当地グルメをご紹介!
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目次

  1. 臓暴れ血湧き肉躍る!「ブリカツ丼」
  2. 魚のすり身で作る!「佐っとび餃子」
  3. 激レア!カーフェリーでの船内食!

臓暴れ血湧き肉躍る!「ブリカツ丼」

まずは「SADO METAL」でも紹介されていた「ブリカツ丼」を御紹介
こちらは佐渡汽船ターミナル三階「食事処よろこんで」さんにて注文。あのPVによれば食べると「臓暴れ血湧き肉躍る」そうだが果して……
注文したからさほど待たずに到着したのがこちら!
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話が少しそれるが、新潟に来たら食べた方がいいものとして個人的に「タレカツ・ラーメン・魚介類(寿司とか)」推すのだが、このブリカツはタレカツの系譜をひくものだ。
まず新潟のカツ丼の主流は「タレカツ」であり、タレカツは卵などでとじることをしない。揚げたてのカツをタレにくぐらせて御飯の上にのせるのだ。

その「タレ」なのだが、これは醤油をベースに砂糖・酒・出汁・みりんなどで作る甘めのタレなのだ。これがまた、カツには抜群にあう。はっきり言って一度食べたらこれ以外のカツ丼は食えなくなるぐらい美味い。最近では東京にも進出しているが、新潟のご当地グルメの一つだ。

さてそのタレが「ブリ」にあうかどうか?
というかブリのカツっていったいどうなんだ?という疑問が頭の中にあったのであるが、それは全くの杞憂だった。これがメチャクチャ美味い。胡椒で下味をつけたブリを、細かく砕いたパン粉で揚げ(細かいパン粉というのが重要)、名物のタレにくぐらせている。タレにくぐらせてはいるが、ベシャッとはしていないのがポイントだ。

また、あのブリの臭さはまったく感じない。血合いの臭さも無い。さらに高温で揚げているにもかかわらず、ブリの身はまったくパサついてはいない。

名物である甘めのタレと絡まり御飯がススム!そんな丼ぶりであった。

魚のすり身で作る!「佐っとび餃子」

そしてメニューの中でもう一つ気になったのがこの「佐っとび餃子」。魚のすり身で作るという説明だがはたしてどうだろう。
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テーブルに運ばれて来たのがこちら。見た目は普通の焼き餃子である。
しかし口に入れ、ひとたび噛むと中からジュワァとスープが溢れ出してきた。メニューの説明通り、断面を見ても肉は入っていないようだ。それなのにこの「肉汁」ならぬ「魚汁」はいったいなんだろう?この液体が非常に美味しい。魚の旨味と野菜の甘み(白菜だろうか?)が合わさった優しい甘味が口の中に広がっていく。注目すべきは「脂のさっぱり感」であろう。肉のように絡みつく脂も美味しいが、こちらは魚メインだけあって脂はさっぱりとしている。しつこくないのだ。

餃子のタレにもよくあう。野菜マシマシ餃子とはまた違う、珍しいサッパリとした餃子であった。

激レア!カーフェリーでの船内食!

またフェリー内で食べられる食事もなかなか豪華だ。
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こちらは「ずわいがにこぼし丼」
赤泊から直送のカニを使用し、その量なんと200g!
冷凍なんかにありがちな水っぽさも全くなし。分厚いカニの身と甘味を堪能できました!
佐渡に行く船の中でこんなものが食べられるとは思ってもみなかったです!

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こちらは船内の売店で購入できる「プリン」
もちろんどちらも新潟の名物「あんのう芋」と「笹団子」を用いている。

「あんのう芋プリン」はプリンにペースト状のあんのう芋が混ぜてあり、さらに中には2cm大のあんのう芋の焼き芋が入っている。この芋の特徴は強い甘味とねっとりとした食感だ。サツマイモの香りと味を楽しめる一品。

「笹団子プリン」はミルクベースのプリンの中になんと笹団子が一個まるごと入っている。
笹団子は新潟の代表的な土産物だろう。笹に包まれたヨモギ団子というもので、冷凍もでき食べるときにはレンジでチン!で簡単に食べられるものだ。そんな団子が丸ごと一つ入っていて、食べ進めるとヨモギの香りと餡子がまざり一気に和風の食べものに変貌する。

そんなわけで今回は佐渡のご当地グルメを紹介してみた。気になったらぜひ一度佐渡へ!どうやら生きてるうちに行ける天国らしい!
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