ニワトリ
インド料理には美味しいおかずがたくさんある。
シークカバーブやプロウンマサラ、そして一番有名なものがタンドリーチキンだろう。

しかしながら「チキン65」という名の料理があることをご存じだろうか?
この「65」まで含めて正式名称となるこの不思議な名前の料理のレシピを今日は紹介していこうと思う。

目次

  1. そもそも「チキン65」って?
  2. さっそく「チキン65」を作ってみた
  3. 食す!

そもそも「チキン65」って?

この某アイドルグループっぽい料理だが正式名称である。南インドで多く食されるこの料理。

ざっくり言ってしまうと「インド版から揚げ」である。しかしながら、そこはやはりインド。香辛料がふんだんに使われていて、とてもスパイシーだ。だが一度食べてしまうとやみつきになるのは間違いない。

私は大阪のカレー屋でこの料理に出会った。しかし一度食べて以来、この味が忘れられず試行錯誤の末、ようやく納得のいくレシピにたどり着いた。

ちなみにこの「65」だが、由来は諸説ある。
・ホテルのメニューに加わったのが1965年だからというもの
・65種類の唐辛子を使用するため
・生まれてから65日目の鶏肉を使うため などなど様々だが本当の理由は不明らしい。

さっそく「チキン65」を作ってみた

(材料・四人分)
鶏肉300g(部位はお好みで!今回は手羽を使用しました)
おろしニンニク……小さじ1
おろしショウガ……小さじ1
片栗粉……小さじ1
ニンニク、ショウガ……1~2かけ
唐辛子……2~3本(各自の好きな辛さに調節)
―スパイス―
クミン・カイエンペッパー・パプリカ・胡椒……好みの匂いを追及するのが吉
今回はカイエン……小さじ1
パプリカ……小さじ2(赤みを濃くしたかったため)
クミン…小さじ1
粗挽き胡椒……小さじ2
トマトピューレ……(大さじ3~4 肉の分量、大きさで加減 ケチャップ可。)
という感じで作りました。

①下ごしらえ
鶏肉を30分ほど塩水につけて臭みをとる。さらにジューシーさUPを狙う。(ここに玉ねぎのすりおろしを一緒に入れるとさらに効果アップ!

②鶏肉の水気を取ったら塩・胡椒で下味。
この時両面忘れずに!

③大き目の皿に卵・おろしニンニク・おろしショウガ・片栗粉を混ぜる。
※片栗粉は最後に投入!だまにならないように注意!

④揚げ
②を③に入れ、高温の油で揚げよう!中まで火を通すことを忘れずに!表面の色はお好みで。

⑤炒め
フライパンに油をしき、刻んだニンニク・ショウガ・唐辛子を炒める。さらにスパイス・塩・砂糖を入れ炒める。
※唐辛子やスパイスは焦げやすいので火加減に注意!

⑥絡める⑤にトマトピューレを投入し水分が無くならないよう水を少量入れ、混ぜる。全体が混ざったら④を投入。トマトと鶏肉を絡める。お好みで刻んだパクチーや香菜を入れるとなお良し!

食す!

完成したのがこちら!チキン65

トマトの甘さ、香辛料のスパイシーさ辛さが絶妙のハーモニーを生み出します。
ごはんやお酒のお供にもってこい!の味になっております。インド料理だからって何もカレーのお供だけってわけじゃあありません!(もちろんカレーにもあいますが)

普段のから揚げに飽きたときにももちろんOK!ぜひお試しあれ!
きっと「チキン65」の美味さから抜け出せない「チキン65地獄」にはまり込むだろう。
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